jette イエッテ

街全体が工房。広島県福山市家町はそんな場所です。古くから衣料産業が盛んな土地でした。そして今でもその伝統は引き継がれています。35年間、この地でモノ作りを続けているBNT。職人さんたちが一つ一つ丁寧に縫い上げ、仕上げていく。BNT（ボヴィス）代表の田中さんはこう言います「当たり前のことを当たり前にするだけ」そこには、職人であり、ある種「お百姓さん」の顔すら覗きます。『今年はいいのが取れた』『○○さんとこの大根は今年良かったね』という声が聞こえてくるようなーー。そんな想いで子供服を作っているのだと。田中さんの想いが沢山詰まった動画、是非見てみてください。

きっかけ。それはインタビューでも登場した土江さんが友人につくってもらった子供用のワンピースでした。ユーズドのカーテン生地…。そのとっても嬉しい一枚がきっかけでモノ作りにのめり込み、ブランドを立ち上げるまでに至ったのです。そのお友達と土江さんのお二人で始めた『ONE WASH』。主婦二人ですからハンドメイドが当たり前だったと言います。「一階の店舗で『こういう商品が欲しい』というお客さんの声が聞こえたら、二階の工房ですぐにでも製作できる」ことがハンドメイドの良さだと語ってくれた土江さん。沢山の想いを込めて、そしてそれは伝わると信じて今日も手作りで洋服たちを生み出します。